平安時代に設置され、軍事・警察を司った“令外の官”―長くそうした存在としてだけ考えられてきた検非違使は、じつは中世、天皇の行幸や祭礼、大葬など国家的大行事の掃除を担当、キヨメを職掌とする中世被差別民を統轄し、ケガレを管理する権力だった。中世天皇制の特質を担い、中世身分制の形成に深くかかわる検非違使の全体像を描き出した名著が新論文を増補して再登場。
(「BOOK」データベースより)
1 検非違使とキヨメ
2 非人施行と公武政権
3 中世前期における非人
4 散所非人
5 修正会と検非違使
6 室町幕府の下級官人―公人を中心に
付論 賀茂祭と検非違使の位置
(「BOOK」データベースより)